交野が原の豊かな自然と歴史に育まれてきた大門酒造

清少納言が枕草子で、「野はかた野、、」とそのたおやかな風情を讃えた交野が原。
大阪府の北東部、奈良との県境に横たわる生駒山系の山並みの麓に広がるこの一帯は、京の公家や公達が狩や花見に遊び、その感興を詩歌に託した地として知られています。
また、古くから稲作を中心とした農耕文化が栄えた土地でもありました。

その一端に所在する「むくね村」で大門酒造が創業したのは文政九年(1826)のことでした。
創業者の名は、半左衛門喜之。裏山から湧き出る清冽な仕込水。交野が原の沃野で収穫された良質な米。それらを使って酒を仕込み、近在の衆に呑んでいただき一家を成したい。その屋号を酒半と称した若き起業家は、この青雲の志を持って酒造人渡世に踏み出しました。
この創業者の熱き思いを受け継ぎ、爾来六代、百九十有余年の星霜を数える今日まで、いろいろな時代の波に揺られながらも酒造り一筋に励んで参りました。

私どもはこの歴史と代々受け継いだ伝統を礎として、これからも交野の地酒、上方の酒として豊かな日本酒の文化の中で皆様に愛でていただける酒造りを目指して参ります。
これからもどうぞお引き立ていただきますようお願いいたします。

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